このレビューはネタバレを含みます
12月のジャパンプレミアで鑑賞
アリ・アスター作品で一番好き。
超絶ブラックコメディ。
今回堂々とコメディというジャンルで出していてよかった。
監督が、「僕の内臓を泳ぎ回るような感覚を楽しんでね」ぽいことを言っていたけど、やりたいこと思いきりやれていて楽しそう。
今回のようなテイストの作品をこれからも撮ってほしい…!
公開したらまた観に行きます。
・公開後追記
2回見てやっと気づいたけど、車で轢いて治療してくれた夫婦、母親の家にあった従業員写真の中にいた。
やっぱり全ては決まっていたんだな…アリ・アスター作品は主人公たちがどんな行動をしても、最後の運命からは逃れられないのよね。
結構いろんなところに物語の展開が散りばめられていた。
カウンセラーがノートに“ギルティ”と書いていたり、序盤の街で子供が遊んでいるボートのおもちゃが転覆していたり…
今作で多用される水、母親からは逃れられないということだと思う。
「水で飲め」と念押しするセラピストや、水を買いにいくために発生するトラブルなど…