まっと

ボーはおそれているのまっとのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ボーさんが異変が起こっても引き返さんからなんかすごいことがずっと起こりまくってハ〜〜こりゃ大変ですわて世を儚みだしたのが体感開始10分くらいでこれこの映画3時間あるんか!?!?て帰りたくなった

正直、ほんの少しではあるがこれまでのアリ・アスター作品の中で私にとっては一番身近な話題だった
だからこんなに嫌な気持ちになったんだろうな

ところでアリ・アスター作品を観るとなんか人間って嫌〜ねって思うのですが、今回両隣に座っていた人らどっちも持ち込み飲料がぶ飲み族でおい人間ろくなもんじゃねえなって実感できてよかった いいわけあるか


フィクションで描かれる不能への恐怖や忌避感って、男性の体の問題だとプライドや自己の確立の話になっていく 自己の確立っていうか社会の承認? 同じかもだけど
でまあ不能に恐怖する男にとってのまともな男性、社会に認められうる男性、てやつが、セックスできて女を孕ませられて最終的に父親として家族を持つ生き物だとして その家族の行き着く果てをアリ・アスターがヘレディタリーでもミッドサマーでも今作でもご丁寧に描いているの、なんか良いですね 良くはないけど 好きって気持ちでもないけど 良い
元々出発点がおかしいものに内部から罅が入るのは当然かもしれない そう思うとヘレディタリーやミッドサマーで家族を崩壊させる切っ掛けが母親だったり妹だったり女であるのも良いと思った 良くはないけど
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