ブタブタ

ボーはおそれているのブタブタのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.5
前半は超面白かった。
ピタゴラスイッチ的に何もかもか不味い方向に転がっていくスラップスティック・ブラックコメディで、水なしで呑むと死ぬクスリ(そんな馬鹿な)→水が出ない→買いに行く→鍵開けっ放し→治安最悪で周りの連中がゾンビみたいにウジャウジャ入ってくる(中略)全裸殺人鬼から逃げる→車に轢かれる→刺されるってあのくだりが最高潮だったかも。
アリ・アスターによる『ドグラ・マグラ』みたいにも思ったけどそれ程凄くはなかった。
やっぱりアリ・アスターって論理的に「恐怖」「狂気」「異常」な世界を構築してる感じで本人は普通なつもりなのに完全に狂ってる(笑)リンチやホドロフスキーとは違う。
面白かったし三時間あっても飽きなかったけど全体的に平坦な感じだった。
ブタブタ

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