NIELSEN堀内

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K 完全無修正版のNIELSEN堀内のレビュー・感想・評価

2.8
セルジュ・ゲンズブール とジェーン・バーキンのデュエット曲『Je t'aime moi non plus』をずっと聴いていて此の映画は未見でした。
当時物議を醸す問題作でしたが内容は今観てもかなりセンセーショナルなもの。色々と思う所はありますが、ジェーン・バーキンの内なる魅力を恐ろしいまでに引き出した(引き出し過ぎて驚くレベルですが)作品で有る事は確か。ジェーンのまるで少年の様なショートカットに痩せぎすのしなやかな肢体。タンクトップから透けるほんのり有るか無いかのバスト。上目遣いの大きな瞳とウィスパーヴォイスが究極にエロティック。
ふとリリアーナ・カヴァーニ監督『愛の嵐』のシャーロット・ランプリングが演じた少女ルチアを彷彿とさせました。

私は作品の全てを踏まえた上でラストはこれで良いと思いましたが、賛否両論あるのでしょうね。
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