鳩の撃退法のRYOのネタバレレビュー・内容・結末

「この男が書いた小説は現実になる」
予告のこの台詞を聞いて期待して観たけれど、小説の内容が、津田が経験した実話を元にしているというだけの話だった。

よく考えたら、この予告も津田の嘘という体にしたいんだろうけど、自分みたいな期待を持って観た人間からしたらあまりぞっとしない話かな。

物語は津田の体験を元に、暴力団？と身近な人間たちの行動が描かれ、本人が経験し得なかった部分を穴埋めのような形で予想しながら進んでいく。

劇中小説の内容を辿っているパートと、現実パートの切り替えがわかりにくい部分が幾つか見られたのは残念。

幸地秀吉無事でよかった。
あの家族はシンプルに子どもが可哀想。
倉田はもったりしていて、登場する度に凄みというより中弛み感が出てたかも。
川島社長いいキャラしてた。