このレビューはネタバレを含みます
子供の頃に観たわけでもなく、ただ流行ってた主題歌と鬼太郎・目玉親父・猫娘・ねずみ男のビジュアルを知っているだけの状態で観に行った
泣きました
私のTLがゲ謎で埋まっていた理由が全て詰まっている、オタクの癖映画
水木、戦争で絶望した経験から、のし上がってやるという主義だけを軸に生きている事実だけで最高なのに、何の因果か呪われた村までやって来ちゃうの非常に良い
正直水木が好きすぎるのでその時点で最高の映画
ゲゲ郎というネーミング、So cute...
風呂ばっかりに入りたいという目玉親父を彷彿とさせる細かい流れ、ありがとう
ゲゲ郎は最初から水木と呼んでいるのに、頑なに自分の名前教えなかったの、
もしかしてゲゲ郎の本当の名前は呼んだら呪われるとか妖怪側に行ってしまうとか裏設定があるのか？と思ったが、真相は分からない。何故なら未履修だから
ストーリー展開は完全に日本ホラーのそれだが、後半からしっかりアクションやるので満足度高い。
まさかのバリバリ現代的線ブレアクション、ゲゲ郎生身の殺陣カッコよすぎか？？？
いつの間にか怪異が見えるようになってしまった水木、不憫なのがさらに彼の良さに拍車をかける
好きだ、水木
墓での会話、いつか自分より大切な存在ができる、運命は必ず訪れるというベタなものだが、それが鬼太郎と水木の出会いの伏線なのエピソード0感ある
こんなに良い子に育ったよ、大事にしたからだね、ゲゲ郎…水木…
悪役の人格破綻具合が振り切ってて本当に良かった。幽霊族の血を原液に増強剤を作るて…必要な犠牲て…
仕方のない事情のあるヴィランも増えたけどこれくらい思い切った悪はストーリーをシンプルに強くする
お母さん、最後にゲゲ郎のところに戻って産もうとしてたの本当に泣いた
愛し合うってこういうことか…(感想が中学生)
この年代の作品が未来の話すると本当に心に来る、まだ辛うじて平和だよこれからも平和でいたいな
とりあえず墓場鬼太郎から観ます
