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ミッキーのつむじ風のRのネタバレレビュー・内容・結末

ミッキーのつむじ風(1941年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

1941年のアメリカの作品。

監督は「三匹荒野を行く」のジェームズ・アルガーと「ピーター・パン」のウィルフレッド・ジャクソンと「ミッキーの芝居見物」のライリー・トムソン。

あらすじ

ミニーの庭をケーキを食べさせてもらう代わりに掃除しようとするミッキーだったが、そこにいたずらなつむじ風が現れる。

これは短編の中でも面白かった!

ご存知、今年100周年のディズニーを代表するキャラクター、ミッキーマウスの短編。

今回はミニーがケーキを作るところから始まるんだけど、このケーキがまた下準備の段階なんだけど、すでに美味しそう!!

で、その匂いに釣られてやってきたミッキーがそのケーキを食べさせてもらう代わりに掃除を買って出るんだけど、今作のミッキーとミニーなんかそんなにラブラブじゃないな!住んでるところも別らしいし、今作では友だちというかお隣さんくらいの間柄なんかな?

で、そこにタイトル通りつむじ風が現れるんだけどさすがディズニー、自然現象のひとつとってもまるで生き物のように表現するのが抜群に上手い!!今作のつむじ風はまるでルーニーのタズマニアン・デビルがいるんじゃないかってくらい意識を持って動き回り、ミッキーを翻弄する様が面白い。

しかも、声を出す代わりに風の音で「ヒュー!ヒュー!」と鳴き声のように音を出してくるので愛嬌も抜群!!

また、ミッキーがせっかく集めた落ち葉にその息吹を吹き込むと、またその落ち葉も意志を持ち始めて、つむじ風に行進してついていくところなんかアイデアすげぇな!!

終盤では、イタズラばかりするつむじ風を追っかけ回していたところにその親であるどでかい竜巻が現れるんだけど、被害がすげぇ笑。子どものつむじ風を追いかけ回していたことにブチ切れているのかミッキーを猛烈に追い回し、土を抉り、何でもかんでも巻き込んでいく様はもはやホラーだった。

で、散々追いかけ回されて大惨事となった庭にピンクにデコレートしたケーキを持ってミニーが現れるんだけど、ケーキはお預け!と思ったら…なしっかりオチをつけてくるところなんかもよくできてた。なんだかんだこれだけのこと起こして、それでもまぁケーキを食べれて満足そうなミッキー…良かったね笑。

短編の中でも、かなり面白い作品でした。
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