クズ男の極意とは。。
自堕落なフリーター裕一（藤ヶ谷太輔）は彼女、里美（前田敦子）と同棲中。アツアツというわけでもなく、ふとした浮気がバレて家を飛び出す。
スマホに入っている連絡先から友人、先輩、後輩、その後は家族の元を転々とするストーリー。
裕一と身近な人々との会話劇が面白く、はじめは自堕落なまま友人（長尾明慶）に甘えすぎたり、それを次からは反省したり。
バイトの先輩（毎熊克哉）は良い人なのかと思いきや。。？
特に好きだったのは後輩（野村周平）とのやりとり。笑ってしまいました。
姉（香里奈）が裕一にヒートアップする所はリアルでした。
ジャケ写の様に裕一が後ろを振り返る、何とも言えない表情が印象的で、何回も出てきます。自分への自信の無さがでているのか。。
藤ヶ谷くんの演技は初めて観たけど、場面によって大分顔つきが違って見えました。
若干パク・ソジュンに似てる気がするのは私だけでしょうか。。
息子想いの優しい母（原田美枝子）の家、そして家族から逃げていた父（豊川悦司）の家では隠しきれない親子のDNAを感じました。
「面白くなってきやがったぜ」
お父さん自堕落の上の方を行っているのですが、何故かカッコいい。。
クズ男ってなんか憎めないなぁ。
