あまのうずめ

そして僕は途方に暮れるのあまのうずめのレビュー・感想・評価

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)
3.0
11月19日、里美と同棲しているフリーターの菅原裕一は浮気から戻ると里美は昨日LINEを見てしまい浮気を知った、話し合おうと持ちかけるも裕一は荷物をまとめ出て行ってしまう。裕一は大事な話があると言い親友の伸二の家に行き居着いてしまった。


▶︎クズな裕一がやれば出来るのところまで進歩して行く11月の半ばから年明けまでの様子が描かれている。因果応報、自業自得の言葉が浮かぶストーリー。

裕一の母役の原田美枝子、母と離婚した父役の豊川悦司らの胸を借りた形の裕一役の藤ヶ谷大輔だが、可哀想な位相対していなくて残念。却って前田敦子の演技が上手くなって来たことを感じた。

クズっぷりがtoo muchで二度目の鑑賞は無いが、『あそこ』見返してみるともっと面白いかもというシーンはある。ヒット舞台を映像化したとのことだが、映像の力を十二分に発揮していた。