とりあえず怖すぎ。
トラウマになるレベル。演出のクオリティが高すぎて惚れ惚れする。
コーエン達のことだから、オープニングのナレーションとラストのセリフに、重要な意味を持たせていることは分かってた。でもわかるのはニュアンスと雰囲気だけ。
「そんなことなんだろーなー……、さてと」ってすぐ調べた。ムズすぎ笑。相当博識じゃないと初見クリアできない。
ただ見てて感じることも多かった。
印象的なのはやはりコイントス。裏か表かでしっかりと運命決めてる。逆に言うと、運命はコイントスのようなもの。コイントスの繰り返しなんだなと。
そして事故。それまで自分がルールだったのに、ちゃんとルールを守っても自分を守れない。すごく皮肉的で絶望的。
調べて納得してからでも、そのインパクトある作風から、一度の鑑賞だけで得た残像だけでしびれるほど感動する。
小説の最後の1文のたった一個の逆接に、込められているものの大きさたるや、って感じ。
p.s.怖すぎて何回か音量下げました笑