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うみべの女の子のmiuのネタバレレビュー・内容・結末

うみべの女の子(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

あおくていたくてだれでもよくてその時はきみしかいなかった、学校では見せられない顔も少し乱暴なことばづかいも大切にしなくていい必要な心地よさ。愛のないそれに執着と嫉妬とよくわからないあの時の感情。胎児のポーズでねむるのが羊水の中みたいだった、良い部屋のシーン。部屋のディテールが好きだった。みつけたのはさ、もう完全にパッケージになった過去な気がするよ。話すこともないけど。「何が悲しいって、きっと佐藤は高校行ったら今日のことなんてしれっと忘れて、それなりの男を普通に好きになってまるで初めてみたいなセックスするんだ。」原作の台詞、そのまんまで良かった。そういう女の子でこういう男の子で愛おしいよ、小梅と磯辺。
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