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コーダ あいのうたのsakuraのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.7
2014年公開のフランス映画『エール!』のリメイク作品。原題「CODA」。

アカデミー賞受賞(作品賞、脚色賞、助演男優賞)の影響で、現在映画館、拡大公開中。少し前までやってなかったのに、、観に行けました♪

好きなアメリカ🇺🇸のドラマの雰囲気で、思ったよりも明るく、元気もらえました。最後の方はルビーの歌に、涙も💫

タイトルの「CODA」とは、楽曲の締めくくり部分を指し、次の章の始まりも意味する音楽用語。一方で、「ろうあ者を親に持つ聴者」、つまりChild of Deaf Adultsの略語でもあり、タイトルでは、両方の意味で用いられているようです。

主人公ルビーは歌が好きな合唱クラブ🎶の女子高生。🐟漁師の父フランクと兄レオ、元モデルの母ジャッキーと、家族4人、海辺の🌳自然豊かな町(マサチューセッツ州グロスター)に暮らしています。
ルビー以外の家族3人は皆ろうあ者で、彼女は子供の頃から、健聴者と家族との手話通訳者。ルビーなしでは、家族は日常生活を送るのが難しい。。。そんな状況でも、ルビーはたくましく、自分の、『歌手』という夢に向かって行こうとする。。

父・母・兄、3人共、実際に耳の聞こえない俳優をキャスティング。音を加減できない所や、無音の中、娘の歌の素晴らしさを感じる場面など、観客も疑似体験でき、現実感がとても良かったです✨

ろうあ者の家族も、手話で面白い事言ったり、とても朗らか。妹を思う兄の優しさ、家族だから頼りたいけど、、葛藤する親子の気持ち。。ルビーの才能を開花させようと応援してくれる、少し厳しそうな合唱クラブの先生の存在感。

沢山の音楽がアメリカ、グロスターの海や山の風景と共に流れ、、歌手を目指すルビーの歌声も最高でした。合唱クラブのBFとの歌も素敵🧡✨

レビュー書いてても思い出すと、涙が。。

観てよかったです💫またこの作品に出てきた歌を聴いてみたいと思ってます🎶✨
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