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コーダ あいのうたのchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2021年に公開されたファミリー映画です。監督はシアン ヘダーさんです。
聴覚障害をもつ家族の中で育った女子高生が夢を追いかけるストーリーです。2014年に公開されてフランスで興行的に成功したフランス語映画「エール!」の英語リメイク作品になります。第94回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、助演男優賞の3部門でノミネートされ、すべてで受賞を果たしました。興行収入は6億9000万円を突破しており、アカデミー賞で作品賞を受賞したことをきっかけに日本でもヒットした作品です。

【感想】
非常に素晴らしい作品だと思いました。普通であれば聴覚障害をもつ子が主人公ですが、この作品は逆です。だからこそ生まれる新しい世界観と世論への意義について考えさせられました。自分の人生も充実させたいが、家族のことも大切な複雑な葛藤は、経験していなくてもわかるような気がします。家族愛と夢、どうやって両立させることができるのか。気になった方はぜひご覧ください。

【あらすじ】
主人公のルビー ロッシは女子高生で、家族の中で唯一聴覚障害を持っておらず、父のフランク ロッシ、母のジャッキー ロッシ、兄のレオ ロッシは聴覚障害を持つことから、家では手話で会話していた。ルビーは合唱部に入部することにしたが、みんなの前で歌うことはできなかった。ルビーは合唱部の顧問であるベルナルド ヴィラロボス先生の変な指導があったからこそ、みんなの前で歌えるようになっていった。ヴィラロボス先生はルビーの才能に気付き、奨学金を受けてでもバークリー音楽大学に進み、音楽の道を歩むことを勧めた。ヴィラロボス先生からの課題をもとにルビーとマイルズは仲を深めていった。しかし家族は漁業関係で苦しんでおり、新規戦略をフランクとレオはやろうとし、ルビーは通訳として翻弄された。ルビーは漁業と合唱の練習の両立が難しくなってきており、ある日漁業を無断で欠勤した結果、フランクとレオは沿岸警備隊に通報され、必ず聴覚を持つものを乗船させることを命令された。果たしてルビーは夢を諦めるのか。

【出演者】
・エミリア ジョーンズ(声:野村麻衣子)
・トロイ コッツァー(声:坂東尚樹)
・ダニエル デュラント(声:)
・マーリー マトリン(声:)
・エウヘニオ デルベス(声:松本保典)
・フェルディア ウォルシュ=ピーロ(声:玉木雅士)
・エイミー フォーサイス(声:浅野真澄)
・ケヴィン・チャップマン(声:)
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