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劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオスのchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2002年に公開されたアニメ映画です。監督は湯山邦彦さんです。
家庭用ゲームとして発売されたポケットモンスターシリーズが原作となっております。劇場版シリーズの第5作品目となります。世界的に大人気のアニメとなっており、熱狂的なファンがたくさんいます。劇場版シリーズで初めて実在の街が採用されており、本作品はイタリアのヴェネツィアを再現されています。興行収入は26億7000万円を突破しており、大人気作品となっています。

【感想】
綺麗なヴェネツィア地方が再現されており、まさに水の都でした。さらにポケモンシリーズでは非常に珍しい恋愛模様が少しだけ描かれています。子供のころは何とも感じませんでしたが、大人になってから見ると少しだけキュンキュンしますね。気になった方は是非ご覧ください。

【あらすじ】
旅を続けるサトシ達一行は、水の都と呼ばれる美しい町アルトマーレにやって来ていた。サトシとカスミはこの時期に行われるアルトマーレの名物「水上レース」に参加する。レース後に街を観光をしていると、サトシは怪盗姉妹のザンナーとリオンに女の子が襲われているところに遭遇し、彼女を助けるが、逃げる途中で彼女とはぐれてしまう。博物館で再び姿を見かけ追いかけるが、女の子はサトシのことなど知らないという。みたび女の子を見つけ、今度こそと追いかけていると、壁に偽装された通路を通り抜けた先の庭園で、その女の子は伝説のポケモン、ラティアスが変身していたと判明する。サトシはラティオスとラティアスに歓迎を受け、ラティアスが姿を借りていた絵描きの少女カノンと、その祖父ボンゴレに、この町に伝わる御伽話を聞かされる。この秘密の庭園は、ラティオスとラティアスをもてなすためにボンゴレの一族が管理しているものであった。そして、この庭園の噴水の中には、こころのしずくが収められている。アルトマーレには、先祖たちにより作られた、こころのしずくとラティオスたちを使うことで発動する強力な防衛システムが存在するので、悪しき者に利用されないようこうして秘密にしているのであった。その晩、ついにザンナーとリオンが庭園を発見し、ラティオスとこころのしずくを手に入れてしまう。命からがら逃げ出したラティアスは、サトシに助けを求める。サトシとラティアスは街へと飛び出し、防衛システムの妨害をともにくぐり抜け、ラティオスのところにたどり着く。ラティオスを助け出し、防衛システムを止めることに成功したが、こころのしずくが淀み、防衛システムが暴走を始めてしまう。街に押し寄せた津波を、ラティオスとラティアスは身を挺して防ぐが、ラティオスが命を落としてしまう。ラティオスの命は新たなこころのしずくとなり、庭園からこの街を見守るのだった。サトシたちが街を出るボートに乗っていると、カノンらしき少女が見送りに現れ、サトシに絵を渡し、キスをする。無言のまま去っていってしまうので、彼女が本物のカノンだったのか、それともカノンの姿になったラティアスだったのかはわからない。サトシはもらった絵を見て微笑み、ボートで次の街へと出発する。

【出演者】
・サトシ(声:松本梨香)
・ピカチュウ(声:大谷育江)
・カスミ(声:飯塚雅弓)
・タケシ(声:上田祐司)
・ムサシ(声:林原めぐみ)
・コジロウ(声:三木眞一郎)
・ニャース(声:犬山イヌコ)
・カノン(声:折笠富美子)
・ボンゴレ(声:グッチ裕三)
・ザンナー(声:神田うの)
・リオン(声:釈由美子)
・ロッシ(声:山寺宏一)
・ラティアス(声:林原めぐみ)
・ラティオス(声:江原正士)
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