kani

劇場版 呪術廻戦 0のkaniのネタバレレビュー・内容・結末

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

最速上映、行って参りました。
かなり久しぶりのレビューになりますが、記念として残します。

最初から煽る煽る。呪術廻戦のファンであればあるほど、最初のあの張り詰めた空気の乙骨のシーンと徐々に昂り行く情熱的なあのサントラで涙が止まらなかったのではないか。私はもう、本当に最初からずっとずっと泣いていた。
随所に来る日常やボケボケシーンでさえも笑っているはずなのに気づいたら泣いていて、ああこの子達が重荷を下ろして年相応に穏やかに幸せになれる日、ただそれだけが切実に訪れてほしいと改めて痛感した。
それから大迫力!という言葉では収まりきれないほどの凄まじきバトルシーン、MAPPAさん独特の瞳の表現等(包帯越しなのに悟の目の表情がありありと伝わるのがもはや怖かった)目の水分全部飛んでしまうくらいに見開いて魅了されるシーンが溢れすぎていてもはやわからん。わからねば……
現実にかえれば、これは物語なのに。ここまで引きこむこの力は一体……

もう書き出したら止まらない。全ての登場人物の全てのシーン、全てのセリフに賛辞を述べたいし歯止めを効かせなければ永遠に語っていられる。ので、何とかこの辺りで止めておきたいと思う。
声優陣の皆様(あのキャスト以外が彼らを演じるなんて到底受け入れられないなと確信した)MAPPAさん始めアニメーション、動画及びストーリー、音楽音響他諸々制作チームの皆様、最後の最後で全ての観客に戸惑いと感激を与えたKing Gnu、そして芥見下々先生。
ありがとうございます。呪術廻戦という現実を飛び越え没入させてくれる素晴らしい世界を創って、広げて下さり心から感謝します。
きっとロングラン上映になるでしょうから、何度でも観に行き噛み締めたいと思います。

で、最期のアレは「頑張ったね」ということで……よろしい、でしょうか、ね……(乙骨真希小学校任務にて、悟が倒れ伏す2人に向かってつぶやいてましたよね)
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