みゆきち

パートタイム・スパイのみゆきちのレビュー・感想・評価

パートタイム・スパイ(2017年製作の映画)
3.0
初鑑賞、字幕版。

韓国の失業率がかなり悪かった2003年からずっと正規社員を目指してパート・アルバイトで過ごしてきたヨンシル。35歳でようやくNSA(国家安全保障局)へ2年の契約社員となり、正規社員を目指しがんばっていたがあと3ヶ月の期間を残して契約を切られてしまう。
しかし、上司が振り込め詐欺に引っ掛かったところを目撃してしまい、振り込め詐欺の証拠を見つけたら正規採用することを条件に上司から秘密の仕事を頼まれる事に。怪しい会社へ潜入捜査することになったが、そこには先に潜入捜査していた熱血警察官がいた…

就職のためにめちゃめちゃ資格取ってるの見てたら、篠原涼子がやってたドラマ思い出したわ。
持ってる資格を利用して色々話は進むけど、全体のストーリーは単純なのにわざと込み入った感じにしたいのか話をあちこちにふりすぎてわかりづらいとこ一杯あるし微妙に間延び。もっとスパイっぽくならんかなぁという感じにアクションのなさ。
女性の痛快コメディにしたかったのかなとおもうけど、微妙な残念さの仕上がりになってる。韓国では流行っても、感覚の違う日本人にはそこまで刺さらないかもしれない。
でもあえてイケメンを悪人にしたのは良かったかな。

個人的には、イケメンよりもイケメンの下で働くこぢんまりしたちょっと残念な悪人役の方(よく他の作品でも見る)が好きなので(名前わかんないけど)、彼を見れて良かった。
みゆきち

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