約束の駅、戻ると約束した男をホームで見送る女。しかし異国の大地で歩めなくなった男は約束を忘れたのか、凍える雪の大地が情熱を奪ったかのよう。
異国の地、ひまわりたちは皆ひたむきに同じ方へ顔を向け、女は男が生きていると信じてひたすら訪ね歩きます。
異国の駅、約束を果たさずそれなりの生活を築いていた男の姿は、それまで信じ探し続けた女の心を打ち砕きます。
約束の駅、戻ってきた男、でも目の前にある現実、もう太陽に向けまっすぐ伸びるひまわりのように歩むことはできない。女はホームで男を見送ることしかできません。
