レネリー

1 イチのレネリーのレビュー・感想・評価

1 イチ(2002年製作の映画)
3.0
DVDにて再鑑賞

殺し屋1に登場する殺し屋”イチ”こと城石一がどのようにして覚醒したのかを描くOV作品。

原作であり原点となる殺し屋1番外編「1 -イチ-」の実写版で、高校生時代の物語となる。
とは言え、三池崇史監督作品「殺し屋1」の後に発表されたとなるとOV作品で低予算な為、どうしてもチープさは鼻についてしまうがこれは必然的。
また大森南朋が高校生を演じているのも少し無理があるように感じたが、原作よりも映画版に対するアンサーというか、城石一のキャラクター像が映画版から継承されているので、映像版としての”あり方”として完全に合格。
むしろ、「殺し屋1」では殺戮のインパクトがあまりにも強く、大森南朋のアクションが埋もれ気味ではあったが、本作ではかなり頑張っていた。

この映画の1番のキモとなるのが、千原ジュニアだ。
千原浩史名義で鬼鮫役として出演しているのだが、これがなかなかはまり役。
「ポルノスター」の時もそうなのだが、一見何考えてるのかわからないというか、脳内がバグる異常性を持っている気がする。
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