レネリー

1%erのレネリーのレビュー・感想・評価

1%er(2022年製作の映画)
4.5
北米版Blu-rayにて鑑賞

民事や刑事事件にもならず、「疑惑」があるだけであたかも犯罪者のように袋叩きにし、「被害に遭いました」となんの根拠も証拠もない矛盾を考えることもせずに告発者を持ち上げる。まさに”言ったもん勝ち”な狂った日本社会…。恐ろしいゆえに残念でならないが、この映画も「疑惑」だけで潰されてしまった映画。真実は何個でも作れるが、事実は一つである。
ハッキリ言わせてもらうと第三者であり一般人である人達が芸能界に対して首を突っ込む義理はない。一般人には一般人の常識があり、芸能界には芸能界の常識が存在している。
セカンド〇〇〇でもなんでもお好きに言ってどうぞ。
少なからず俺が言いたいのは作品に罪はないということ。

というわけで、RE:BORNから狂武蔵、YouTuberで大いにその名を轟かせた現代忍者でありリアルアクション道を突き進む日本屈指のアクション俳優坂口拓の最新作。山口雄大がメガホンを取り、坂口拓がこれまで関わってきた制作チームで作られた最新作であるが素晴らしい作品だった。
単調なアクション映画かと思えば、坂口拓の中のアクションに対する向き合い方や考え方が余すことなく反映されている。それはアクションのみならず、生き様そのものがその映画に注ぎ込まれているような。これは常人には理解できない領域でまさに1%erなんだなと感じた。

戦闘術を駆使した本格アクション俳優・坂口拓とJKDの使い手・石井東吾のラストバトルは感無量である。

坂口拓が今抱える疑問や現状に対するアンサー的な映画「1%er ワンパーセンター」が、必ず日本でも公開される日が来ることを心より願っております。
レネリー

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