このレビューはネタバレを含みます
成る程、これは非キリスト教圏の日本じゃ問題ないが、熱心なキリスト教徒からは上映反対の声も出るわ。
実在の人物ベネデッタ・カルリーニとバルトロメア・クリヴェッリをモデルに2人の関係や当時の修道女をテーマにした作品。した作品。
主演の2人ヴィルジニー・エフィラとダフネ・パタキアも良いが、修道院長なのに神より金を信じるフェリシタ修道院長役のシャーロット・ランプリング、圧巻の存在感。
鼻持ちならないジリオーリ教皇大使が殺されるのはスカッとするが、ベネデッタはペーシャの街をペストから救ったのに投獄されるのは納得いかん。
聖痕が偽造だったとか、キリスト教圏の人が観ればもっと色々深い部分で印象変わるんだろうな。