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ブラック・ジャック ふたりの黒い医者のkakukoのレビュー・感想・評価

3.4
ロックは両親を失っているんですと同情をかうような発言をするミドリに対して「そんな人間はいくらでもいる」と一喝するブラックジャック先生シビれる。
可愛そうなロック、私たちと言うスタンスは許さない、だからってテロを起こして言い訳がないもんな。
人を救う、自分が生きるために。
難しい手術を成功させた後に親子三人交通事故で亡くすという運命に打ちひしがれるブラックジャック先生。
揺らいでいる。
新種の炭疽菌。
恐ろしい。
全然フェイスシールドとかガウンとか来てなくて恐ろしい。
そういうのしなくていい感じなのか。
死神キリコ。
軍医として働いていたのか。
体を半分吹っ飛ばされても死ねない、楽にしてやると感謝された、だからこの仕事を続けている。
すごいサラッと過去回想あったけど、キリコはキリコですごい葛藤したんだろうなと思いました。
医者の端くれって言ってたし。
人を救う事自体を否定はしていない。
患者の同意の元施行。
ブラックジャック先生と共闘してくれると信じてた。
敵を大事な商売道具でぶん殴って大丈夫かって駆けつけてくれたところキリコのニンが出てたな。
5000万円の治療費、子供がくれた風車を代わりとして持っていくブラックジャック先生、信じてた。
腕と足を切り落としてがれきから脱出させる。
迷っている親の同意を半ば強引な手段で取って手術開始。
こうまでしないと決断できず子供は死んでいたし、勝手に切り落としたりなんかしたら恨まれるもんな。
あの緊急時ではこれが最善策だったのかもしれない。
始まりでブラックジャック先生いきなり逮捕されててウケる。
メスを作る刀鍛冶のおっちゃん1000万円の札束を燃料にしててウケる。
これが1000万円は安いって言わせるほどのメス。
ヒョウタンを切断してくっつけたら元通りになるの凄すぎるだろ、えげつない切れ味。
物を切るのではない、心を切るのだ。
意味わからんかったな最後まで。
刀鍛冶のおっちゃんの手紙も全然最後まで意味わからんかった。
ブラックジャック先生にだけ伝わったみたいだ。
ブラックジャック先生とキリコの関係はやはり最高すぎるだろ。
キャラクターデザイン・作画監督杉野昭夫様の色気のある絵がとても好きです、エンドロールの絵がとても良かった。
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