未体験ゾーン2022その③
ワイスピシリーズのタイリース・ギブソン製作・主演のアクション映画。
戦争でトラウマを抱えた元兵士カイル。
継父の経営するスーパーに買い物に行ったら、スーパーが継父を恨む輩に占拠されてしまう。
最初に言っておくとザ・未体験クオリティ。
肝心のアクションシーンが致命的に迫力なし。
カイルがトラウマを抱えることになる戦争シーンも低予算をカバーするため、暗闇で敵の姿を一切映さないし。
だいたいこういう映画で敵が殺しに来てるのに思い悩むの好きじゃない。
向かってくる敵はガンガン殺せばいいのに!
そういう意味では、スティーブン・セガールの映画はノーストレスだったんだなと。
セガールも変わっちまったけど。
あと色々詰め込みすぎ。
主人公のPTSDだけでお腹いっぱいなのに、移民の子とか、児童虐待とか、親子愛とか、義父との関係とか、LGBTQとか…。
とか色々書いたけど、不思議とつまんないワケでもなく、午後ロー的な感じで最後までサクッと観られる。
意外と脇役のキャラ達も良かった。
ジョン・マルコビッチ演じる義父と、マイケル・ジェイ・ホワイト演じるボディガード(若干MJWの無駄遣い感あったけど)
警備室に立てこもるサンシャインと窃盗癖のある少女のコンビ好きだわ~。
最後もアレでいいの?
ちゃんと返すよね?🤣
しかしマルコビッチのキャラが安定してないというか、良い奴なんだかヤな奴なんだか。
あと広報担当とか「辞めます!」じゃないよ!
あんたが皆を危険にさらしてませんでした?
最後に天罰食らわせて欲しかった。