まっと

渇きと偽りのまっとのネタバレレビュー・内容・結末

渇きと偽り(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ド田舎育ちド田舎大嫌い人間のレビューだよ! 離れろ!


ものすごく良質な田舎はクソ系映画だった
広大で荒涼とした土地 開けた土地に閉塞した人心 ナチュラルに根付く女性への抑圧 クソおじさんたち 一つの行いで仲間扱い 勝手に水に流す都合良さ
ちょうど観に行く前の時間にThe Bearを観ていたので、ふっと「全部燃やしたら全部に煩わされることがなくなる」と思いました アーロンはどう思っただろう こんな土地燃やしてしまえと少しでも思わなかった? でも未来の希望の子どもたちがいるからさあ 未来の希望の子どもたちも多分6割くらいはこの町でクソになっていくと思うけどね私はね

アーロン(エリック・バナ)、日本でこの役やるなら西島秀俊って感じの偽善が板に付いた「善い人」だった 嘘はつき続けると、本人の中でもそれが本当だったことになっちゃう 悲しいことにエリーの父親にとってもそうなんだろう 愛していたことが本当になってしまった
クソだなあ〜〜クソばっかりだわあ でもこのクソさをそれこそドライに描いているから映画自体は本当すごく良い 良くないのは田舎だけ!
まっと

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