公開から1ヶ月以上遅れたけど、なかなかいいタイミングに観ることができた。
パンケーキとはいうにおよばず、「新しい首相はパンケーキが好きなカワイイおじさんで農家の子のたたきあげで鉄壁の有能No2で令和おじさんで…」とか喧伝していた、
1年前のそんたく報道・腰ぬけ報道・喜び組報道っぷりに由来するもの
それと同じ事がまた起きるのか起きないのか、報道は反省し学んでいるのかいないのか、次の代表は菅氏とは違うのか同じなのか、
…まもなく分かる。
「大本営発表」というのはTVや新聞とか見ててつねづね思ってた。昔の大本営のようなあからさまな嘘ではなくても
「問題ないとの見解でした」「成果を強調しました」…オシマイ。
とか、政治家の言い分を無批判に拡散するだけなら、それは報道ではなく広報、プロパガンダと呼ばれるものではないだろうか？
あと、この映画では東北新社・菅正剛氏の件ふれられてないけど（世間では風化ムードかもしれないけど忘れてません）
児童殺人事件の遺族のお宅にもずけずけトツゲキしちゃうTV局が、昭恵氏や正剛氏の家に取材にいかないのはなんとも不自然。
（正剛氏はTVだと顔すらうつらない。かくいう自分も顔を思い浮かべられない）
終盤、報道自由度とか色んな統計で近年の日本の残念っぷりが紹介されていたが
先進主要7ヶ国（これも今やむなしいひびき）の国政選挙の投票率、6位が日本で7位がフランス…意外。
勝手なイメージだけどフランスって、台風が来ても足が折れても選挙だけは絶対いくぞ！みたいな感じかと思ってた
選挙もいかずに暴動とかしてるの…？
