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SHIBUYA TOKYO 16:30の8637のレビュー・感想・評価

SHIBUYA TOKYO 16:30(2020年製作の映画)
3.4
15分間の"社会勉強"。とりあえずの所感は「そっち系か...」である。
そこで起こっていたのは才能の全否定ではなく、その先の人種否定な気がする。「女性だから」の下心が無ければ、もっと尋常な話ができていたのかも。
尤も、鳥海が社交的過ぎるのは善くなかった。そういう人間に限って、自分のフォーマットを他人に無理強いする馬鹿が多い。

でも蒼は蒼で、助けを求めたりも自分の卑下もしない。結局はどんな存在なんだろう...でこの映画は終わってしまった。小川あんの絶妙な演技によって空気は保たれていたが、何とも言えない。

この地で夢敗れた人の感情論とかは抜きにして、僕も渋谷行きたいな。
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