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わたしは最悪。のAbeCinemaTVのレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
4.2
みんながこぞって最高!と言っている気がする本作だが、万人受けするタイプなのか?と思う私の予想は裏切られた。結構繊細な作品ではありませんか。30代の女性の、意外と大人になりきれない心情。思春期引きずってる感じ。機微な、という表現が似合う気がする本作の感情表現。

イライラするという人もいると後で知ったが、確かにそれもわかる。しかし、人間大なり小なりこういうところがあるであろう。

ただ完全に俺が悪いんだけど、あまり客観的に本作を見られない要因が二つある。

一個は、人生で初めて本当に微妙に映画の始まりに間に合わなかった。コロナ禍で初めて関東を出て、慣れない大阪で空いた時間に映画を見ようと、テアトル梅田に向かうと、テアトル梅田ではなく系列のシネリーブル梅田だと店員さんがいうではないですか、慌ててタクシーに乗り、シネリーブル梅田に向かうもおそらく本当に冒頭が始まっていた。くうううう、悔しい。汗ダラダラだったので、気持ちを落ち着けるまでに時間がかかった。

もう一個は安倍さんの事件の日で、映画館出た瞬間に例のニュースを知り、正直そっちのことで映画館出た後は頭がいっぱいだった。

どっか落ち着いたタイミングで見返したいな。
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