ルイまる子

わたしは最悪。のルイまる子のレビュー・感想・評価

わたしは最悪。(2021年製作の映画)
3.6
ノルウエーの映画だったのか。視聴後知った。オランダかな?スウェーデンではなさそうなんだけどなどと…視聴中色々考えて落ち着かなかった。最低限どこの国の映画かくらいは知ってから視聴するべきだった。しかし本作は女性の生き方について、遂に「セカンドステージに入ったなー」と思えた作品だった。いやいやそんなに新しいわけじゃない、ただ、ダメダメな私、ゆっくり生きたい私、好きなこと色々やってみたい私、一つを深められない私、不誠実な私、なんでも許容しましょうっていう話。フェミニズムで言う3rd waveを更に進化させた?女性の自立かな(自立はしてないが、中途半端な自分を許そうという精神的自立)。しかし年齢は30過ぎている。当然出産やらライフイベントは目白押し。そのあたりに真正面からわたしはわたし、自分の心、自分の身体、好きにさせてくれ、っていうメッセージを正面切ってなんでも言えて良かった。主役の女性とても可愛かったが、角度や場面によって同じ人に見えない時があった。面白い女優さんだね。出てくる男がどいつもこいつも全然魅力的でなく、また愚痴っぽかったり文句ダラダラ言ってばかりの所がまたまたリアルで良かった笑
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