コナン劇場版の第6作。
ファンの間では人気の高いコナン映画みたいですね。
ヴァーチャル世界のロンドンで
切り裂きジャックを追うコナンたち。
そして、コナンの父親である工藤優作は現実世界での殺人事件の解決を担います。
人工知能の是非を問う要素もあったりして、これって当時より今のほうが旬なテーマですよね。
なにしろ人工知能の社会進出が本格的になってきましたから。
現実世界の殺人事件は、コナンシリーズでは珍しく倒叙形式を採用、しかも解決するのがコナンではないというのもレア。
事件の動機には、ハッとさせられました。
なるほど、今後DNAで明らかにされるであろう事は、全てオープンされて良いものばかりではないんですね。
シャーロック・ホームズに興味があるなら余計に楽しめる本作の脚本は野沢尚の手によるもの。
「Vマドンナ大戦争」みたいなトンデモ怪作で映画界に殴り込みをかけた野沢尚にしては、無駄もなくまとまったサスペンスの良作品。
しかし、切り裂きジャックが格好いいイケメンだったのはイメージが違いました(・・;)
どうも「JOJO」に登場したジャックのイメージが強いんですよね〜(苦笑)。
原作では、いよいよ黒幕の正体も判明して休載していますね。
あまりコナンに詳しいわけでもなく、愛読者でも全然ないのですが、コナンがいつ元に戻るのかは気になります。
邦画有数の人気コンテンツなので
原作が終わってもアニメは続くんでしょうねぇ。
それにしても、どうしようもないガキンチョであるモロボシくんは
、あれじゃ一人だけ変われないでしょう。
この脚本上、最後がそれで良かったのでしょうか??
うーん・・・(汗)
ちなみに、モロボシくんの下の名前は秀樹といいます。
ピーンときた方は特撮好きかな(苦笑)?
テレビ放送にて