加速度的につまらなくなる典型的な作品
お父さんとお母さんの良いところをつまみ食いしたようなルックスに手足の長い日本人離れしたプロポーションで Ｋōｋｉ，だけがトンデモなく素晴らしいのだが、彼女にとっても黒歴史になりかねない作品である。ほんと怖い（笑）
犬鳴村は色々と意見はあるかと思うが、それなりに楽しめたんだよ。これは、そもそも怖くも何ともないのが致命的じゃない？ 怖いという心理的な感情と気持ち悪いという嫌悪感はそもそも別物なのだが、映画というパッケージに包まれた途端、ケレンという力学が働いて、まぁ基本 グロい表現に終始する というパターンに陥るのはありがちなのだが、もちろんこうした表現であれ見るべきものはあり、血がドッと出る映画を機械的に毛嫌いするのは、少しもったいない気もする。
ただ、この作品に関して言えば、演出のほとんどがことごとく失敗（サブリミナル使い過ぎやろ）していて、見るも無残な駄作に仕上がっている。ほんと怖い（笑）
