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戦場のピアニストのDKのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
4.0
全ては生き残るため。
ただそれだけのことだけど、ピアニストは奇跡的に生き残る。死んだ方がマシな環境でも生き残る努力をするのが強さなのかもしれない。誰かのために大義のために死ぬ話ではない、一人のピアニストが生きるためにした物語。最後のドイツ将校とのエピソードはきっと本当のことなんだろう。ピアニストは2000年にその生涯を終えた。たったの23年前にはナチスに囚われていた人々が生きていたのだということに驚く。はるか彼方の歴史じゃない、ついこないだまでその時代を生きた人がいたのだ。
2023年にもなって人間はまだ戦争をしている。
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