あっちゃん

流浪の月のあっちゃんのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.5
『悪人』『怒り』の李相日監督が、2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうの同名小説を映画化したヒューマンドラマ。

雨の公園で出会った一人暮らしの19歳の大学生・佐伯文と伯母と暮らす10歳の少女・家内更紗。文は家に帰りたがらない更紗を自宅に連れて帰り、二人はそのまま2カ月過ごしたが、文は誘拐容疑で逮捕される。被害女児と加害者という烙印を背負って生きてきた二人は、事件から15年後に偶然再会する。

とても素晴らしい作品。原作よりこの映画の方が主人公の苦しみをストレートに感じることができた。特に主人公の秘密が明かされるシーンは、期待をはるかに超えた。
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