沈黙は連鎖する−それは罪か、愛か…
3年前から行方不明になっていた女性の死体遺棄事件を捜査する警視庁捜査一課の刑事・内海薫。先輩の草薙俊平がかつて担当した少女殺害事件で無罪となった男・蓮沼が容疑者となるが、今回も証拠不十分で釈放される。そして蓮沼は女性の遺族たちが暮らす町に現れて彼らを挑発した後に何者かに殺されてしまう。蓮沼の殺害への関与が疑われる人々にはアリバイがあり死因も特定出来ない。捜査に行き詰まった内海はアメリカ帰りの物理学者・湯川学に助けを求めるが…
ストーリーはこんな感じ。
先週の"容疑者Xの献身"が良過ぎて、今回のトリックがしょぼく感じってしまったなぁ…
前半に結構、分かり易い伏線がありありだったもんな…ラストの二転三転する展開も予想内だったしね。
それに、今回は湯川が必要だったのは殺し方のトリックだけで、ほかは内海や草薙が頑張らないといけない事件だもんな。
原作は未読なので解らないんだけど、多分トリックよりも人物の心の描写に重きがあったんじゃないかな。
それにしても、たったあれだけの情報からホントの事にたどり着くんだから、湯川の推理力は凄いと言うしかないね…
