このレビューはネタバレを含みます
ガリレオ。裁かれない悪人がいて、それを憎む仲間たちがいて、これは否応なく某小説を彷彿とさせる。内海薫の復帰だが、そういうガリレオっぽさはあまりない。事件の不可解さも薄味で、もはや湯川も数式を書かない。蓮沼の作業着の血を見ながら、血みたいなかき氷を食べている。全員犯人、と思わせての暴走した一人の犯行、と思わせての別の真犯人を庇っている、と思わせての被害者は死んでなかった話。俳優・飯尾和樹。コンテンポラリー踊ってたのあなたたちだったのかよ。警察は信じない系サスペンス。草薙回。東野圭吾、腹立つ。