わたぼう

ブリュノ・レダル、ある殺人者の告白のわたぼうのレビュー・感想・評価

3.4
第4回映画批評月間《フランス映画の現在をめぐって》にて。

1905年に実際に起こった神学校の少年による殺人事件の経緯を描いた映画。少年の手記の内容を忠実に再現している。少年の独白の限りだと、とくに猟奇的というわけでもなく、自慰が好きで、結局はすべてが自慰だったのかなと。

事件として聞けば、今の時代では珍しくもないが、この時代の映画として淡々と描ききっていることが、あまり気持ちの良いものではないが、ずっしりと心に残る作品でした。
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