ブリュノ・レダル、ある殺人者の告白の作品情報・感想・評価

ブリュノ・レダル、ある殺人者の告白2021年製作の映画)

Bruno Reidal/Bruno Reidal, Confession of a Murderer

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

3.9

『ブリュノ・レダル、ある殺人者の告白』に投稿された感想・評価

71s

71sの感想・評価

4.0
冷静沈着で主人公の子供時代を繰り広げる。蒼々な自然環境で、日差しは人の目を開けられないという簡単のジェスチャーは、濃く意味を含まれる。

 1905年9月1日、フランスのカンタル地方で、神学生の17歳の青年ブリュノ・レダルが12歳の少年を殺害。
 逮捕後、精神鑑定医の指示で書いた彼の回顧録の映画。

 ブリュノと家族との思い出話が一切…

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第4回映画批評月間《フランス映画の現在をめぐって》にて。

1905年に実際に起こった神学校の少年による殺人事件の経緯を描いた映画。少年の手記の内容を忠実に再現している。少年の独白の限りだと、とくに…

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殺人とオナニーと信仰にまつわる告白。そしてルサンチマンと幼少期に受けたレイプがもととなる歪んだ性癖(殺人の妄想で性的に興奮してシコる。本人曰く一日で5回も6回も7回も8回もシコり続ける)。狂ってはい…

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out1

out1の感想・評価

3.5

折目正しい作品だったな。
結局、自慰行為が最高という、男の袋小路という意味では極めて平凡なことを、
冒頭の殺人シーンにした入れ子構造にして、
奇をてらっていない演出・構成も好感が持てた。

実際にあ…

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sashaice

sashaiceの感想・評価

4.2

苦しんだ者が苦しめる側に回る時。結構後にも引きずる作品。。猟奇的殺人を犯した少年の告白と回顧録、医師による分析。衝撃だった。殺人という超えてはならない壁を越えるに至った青年の殺人と自慰への強迫観念、…

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Terrra

Terrraの感想・評価

4.1
鑑賞後数日経っても作品に囚われてる感覚。
三宅唱監督とAbiさんのトーク付きでかなり助けられた。

冒頭、斜め上からのショットがブリュノをすごく人相悪そうに見せるが、正面から見れば別にどうということもない普通の男の子で、狂気のようなものは感じられない。ちょっと陰キャっぽいくらいか。

正直、彼の内…

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mi

miの感想・評価

3.5

なんとも感想を言語化するのが困難な部類の作品であることには間違いなさそうだが、主人公の手記に沿った本人のモノローグがベースというのが客観性を排除しており、ただただ殺人に至るまでの思考と嗜好及び性癖を…

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para

paraの感想・評価

4.0

1905年9月1日
フランスで起きた少年による猟奇殺人事件。
映画は実際に精神鑑定を行った医師の記録と、その医師に促されて少年が綴った回顧録をそのまま使用し、
また考察や過度な演出を行わず、淡々と綴…

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