たまごやき

映画 おそ松さんのたまごやきのレビュー・感想・評価

映画 おそ松さん(2022年製作の映画)
3.0
SnowManのメンバーは目黒くん出演のドラマ「消えた初恋」きっかけでここ数ヶ月で覚えたところで、イヤミ役の前川泰之さんが好きで、英勉監督の「映像研には手を出すな!」をアマプラで観てなかなか面白いと思ったところで(東リべは観てない)、コメディ作品が好きなので観に行きました。

あ、想像してた爆笑ドタバタコメディではないんですね、と冒頭5分くらいでわかったんですが(まあ、原作が元祖「おそ松くん」ではなくて「おそ松さん」のほうですもんね)、「おそ松さん」は放送開始当時にたまたまチラッと観て、たしか六つ子の誰かが釣り堀で釣りしてるシーンだったんですが、数分間で台詞が2、3個しかなくて「シュールだな…」って思ってたぶんそれきり(笑)、だから「おそ松さん」を再現できてるかはよくわからなかったです。
各キャラはそれぞれよかったし、演技もよくて面白いシーンはけっこうあったと思います。終わらせ師の3人はキャラが立ってましたね。でも全体としては長く感じてしまいました。繰り返し演出が苦手なのかなぁ。
あと、例えばチョロ松ならアイドルオタクのままキャラ変せずに違う物語に入っていく設定のほうが“おそ松さん”としてはよかったかも。十四松佐久間くんは終始十四松でしたよね。でもSnowManのメンバーのカッコイイ姿も見られる演出だったと考えると、ファンサービス的には正解なのかもしれません。
あと不満はイヤミの出番が少なかったことですかね(笑)前川さん紫のスーツお似合いだったので、もっと拝見したかったです(笑)

あとあれですね、「ブラザービート」のMVとダンスが完成度高くてワクワク度面白度ともに高かったゆえに、映画の期待値が上がりすぎて、結果越えられなかった印象です。SnowManの誰かが好きなら映画館で観る価値はあるけど、2度目の映画館は疲れるのでないかなというかんじです(笑)
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