胸が高鳴った。
オープニングのアニメーションと自分の10代を思い出すメロコアな音楽。
令和のスラムダンク、初っ端から心掴まれました。
CGモーションは おお、ヌルヌル動いてる...と感動。
キャラクターの作画は井上雄彦先生120%という感じでとてもよかった。
リョータの視点で描かれる今作。
わたしは5人の中だと宮城リョータをいちばん好いているのでこれはうれしかった。
しかし家族を続けて2人失うという悲劇はあまりに重たかった。なにかもうすこしちがうバックボーンの描きかたがあってもよかったのかなとは思ってしまった。
リョータが家族を失ったことに大して悲観よりも達観してるようなどこか俯瞰的なところがまた切ない。
三井やゴリの過去もところどころ掘り下げられている展開がよかった。
ただ、今作でスラムダンクを初めて観た人からすると桜木花道はうるさくてよくワカランひとで流川は静かなのにバスケがただただうまいひとにしか見えなさそうではある。2時間だから仕方がないね...
全体的には高揚感を掻き立てられて楽しかったです。マンガを読み返したいし昔のアニメもぜんぶ見返したいと思うしきっとそうするだろうなと思うぐらいには興奮している。