アニメ放送時期ガッツリ世代だし、推しのミッチーは置鮎さんの声も含めて大好きだったから、1ヶ月前の声優交代発表は立ち直れないくらいショックやったけど、まあでも言うて井上先生が監督・脚本だからクソ作品ではないだろう…と思い直りなんとか1ヶ月の間に新声優を受け入れるマインドを作って臨んだ本作。
杞憂だったわ。素晴らしかった！
(欲を言うと桜木はもうちょいアニメ版に寄せて欲しかった)
みんな言うけど原作が動いてる感じ！なのと、なんていうかこれが井上先生の表現したかったスラムダンクなら、さぞかしアニメへの想いは複雑だったことだろうと理解した。
アニメはアニメでわたしはもちろん好き！
でもアニメはやっぱりコミカル路線だったし、分かりやすいエンターテイメントというか、まあよくあるアニメという感じもあるから、こういうアートな作風のスラムダンクは確かに新しいし、わたしはむしろこっちの方が好きかもって思った。
ちなみにスラダンの漫画はお兄ちゃんの部屋にあったものを勝手に読んでたんだけど、なぜか山王戦からなかったためそこから読んでない。っていう話をスラダンファンの夫に言ったら「信じられない！！！！」と非国民扱いされて、映画を見る前にYouTubeで山王戦の原作が映像になってるもの見せられたら簡単に泣いてしまい、なるほどこれは漫画で読みたかった…というのと桜木と流川のタッチは震える。
これがちゃんと映画館で観られてよかった。
多分ガチファンからしたら物足りない描写もあったのだろうけど、わたしの場合は山王戦の知識がなかったからアッサリ感動してしまった。
ラストはずっと泣いてた。
てか映画っていうか試合観戦してた感じ。ラストはわかってるのにちゃんと手に汗握った。
本当によかった！
