いろんな感情が湧き上がって、全然大したことのないシーンでも涙が込み上げてきた。
具体的には、苦しい時に頑張りたいけど頑張れない自分のこれまでのあらゆる経験に対して不甲斐なさを感じるとともに、自分の中に眠っていた情熱・エネルギーが底からぐおーっと猛烈に上がってきた感じ。
選手全員の、どんなに苦しく、諦めたくなる状況でも、最後まで諦めずに戦い続ける姿勢にシンプルに感動した。
キャラクター全員の個性やキャラクター同士の関係性が短い時間の中にふんだんに表現されていて（絶妙なタイミングでカットインするリョータを見守るヤスの表情とか）、原作者の井上雄彦さんだからこそつくれる映画だったと思った。
賛否両論ある3DCGもとてもすばらしく、本当に実際の試合を見ている以上の臨場感を味わうことができて大満足だった。
音楽もめっちゃかっこよかった。
自分の中に眠っている熱いエネルギーを呼び起こしたい、そんなあなたにおすすめの作品です。
