アギゴン

ドーナツキングのアギゴンのネタバレレビュー・内容・結末

ドーナツキング(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

疲れた時、無性にミスドのダブルチョコが食べたくなる私。そんな私の目をひいたこの作品。


(あらすじ)
カリフォルニア州にはドーナツ店が約5300店舗あり、そのうち300は大手ウィンチェルのチェーン店で、あとの5000店は個人経営の店だそうです。その個人経営の店の実に90%がカンボジア系アメリカ人の経営でした。このルーツはすべて「テッド・ノイ」という男に集約されます。
この作品はドーナツで栄光をつかみ、難民としてアメリカに渡ってきた、同胞の友の生きる為の生活の礎となったテッドさんのドキュメンタリー映画です。
国を追われ、難民として異国の地アメリカで苦労を家族と共にがむしゃらになって働いて、手にした富。しかし栄光を掴んだ後に、必ず影が差し込み始める…これは世の常なんでしょうね〜。真面目にドーナツを作り続けたテッドさんも、富を得れば気持ちだって変わる。裕福な暮らしを楽しんだ彼はギャンブルにのめり込み、やがて大切なものを見失ってしまい、「ドーナツキング」と呼ばれた彼は一線を退くことになります。しかし、彼が撒いた種は、あちらこちらで実を結び、次世代へと繋がって行ったのです。作品の終盤に次世代の若者たちが作り出した、奇想天外なドーナツを美味しそうに食べるテッドさんの笑顔は素敵です。(うんち💩型ドーナツなんか最高にクールです(笑))テッドさんの功績は次世代にしっかりと受け継がれ、人々に幸せな味を届けていました。この作品を見終わったら、必ずドーナツが食べたくなってしまうのは間違いなしŧ‹"ŧ‹"(o'u'o)ŧ‹"ŧ‹"♡🥯🍩
ドキュメンタリーだったので、インタビューなども多く、途中はちょっと眠くなってウトウトしてしまいましたが、これから、ドーナツを食べる度この作品を思い出すことでしょう😉
やっぱり帰りがけにミスドに寄ってドーナツ食べちゃいました🍩☕️
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