好き…ひたすらに好き…。
今年の愛で愛でしたい映画ナンバーワン。
ひとつひとつのシーンの良さについて語りたいくらい、どこを切り取っても好きだった。
ずっとずっとずっと、中心に愛があるんだよ、、。
監督の実体験が元になってるし、トランス女性役をシス男性が演じることに対してしっかり言及もされてるし、親御さんも納得されてることから、映画全体に誠実さが満ちている。
展開ごとにホームビデオでこれまでを振り返っていく形がまるでドキュメンタリーのようで、感情移入しやすいつくりになっていることに感動した。
序盤の展開がぽんぽん、と唐突なのは、この物語がエマ目線で描かれるから。
お姉ちゃんがすぐに受け入れて、ずっと女性として、人として、フラットに接しているのも本当に良かった。それはわかりやすいお手本で、エマと同じくどうしていいかわからずに観た人たちを導いてくれるかのようで。
エマ役の役者さん、めちゃくちゃ良かったなー。繊細な感情表現がめちゃくちゃうまいというか、丁寧というか、、。
今後が楽しみ。
ダンスシーンで涙がでちゃう＝傑作。この方程式に名前つけたい。笑
優しい気持ちになれるLGBTQ映画。
