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パワー・オブ・ザ・ドッグの記録のネタバレレビュー・内容・結末

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

監督賞取ったから見てみた
最後まで見ないと面白かったとは言えないけど、途中見続けるのは結構苦しかった
平凡な日々がずっと重なってる
けどそれらが全部伏線とまでは言わないけど必要な要素だったから許せる




牧場主の名手の兄フィルと弟ジョージの兄弟
ある日の仲間達との大移動後の宿で食事のテーブルにある、紙で作られた手作りの花とそれを作った店の息子ピーターを仲間達と嘲笑う
店主のシングルマザーローズは閉店後その件で1人で泣いていてそれを見たジョージはローズに恋をする
フィルはローズとジョージの結婚に断固反対するが、ジョージは黙って結婚していた

夏になりピーターとローズはフィルとジョージの家で過ごすことになるが、ピーターはローズを毛嫌いし、ローズはそれに対してストレスを抱えていく
ジョージはローズを大事にするがローズがピアノ弾いたことがあることから知事と両親との食事会でローズにピアノを弾かせようとする
ローズはピアノを練習するがフィルは練習の邪魔をしたり食事会の後、緊張で弾けなかったローズに嫌味を言う
ジョージが家を不在にすることになり、ローズはストレスからアルコールに依存し始める
一方フィルはピーターも敬遠し続けるがピーターはある日フィルの秘密基地に足を踏み入れてしまい、ブロンコという男性の裸の写真集を目にしてしまう
それに気づいたフィルは激怒して追い出す
フィルはピーターと少しずつ距離を詰めていき、ロープを作ってあげて乗馬も教える
ピーターは乗馬の筋がよく、ブロンコしか見れなかった景色が見えたり乗馬を始めた歳も一緒だったりという共通点があるとフィルはピーターに告げる
ピーターとフィルが仲良くなっているのをローズは更にストレスになり毎日酒浸りになっているが、ピーターはローズに自分がお母さんを守ると約束する
乗馬を覚えたピーターは遠方に1人で行き、炭疽病になった牛の解剖をする
ある日ピーターとフィルは2人で遠征に行くがそこでウサギを捕まえるために木を動かしたときにフィルは手を切ってしまう
そこでピーターは実の父親がアルコール依存症で首を吊っていた過去を話す

2人が戻ってくるとローズが先住民にフィルの牛皮をタダであげていた
ローズは酔っ払っていたこともありフィルが嫌がることをやりたかった
それを知ったフィルは戻ってきたジョージに怒る
ジョージは牛皮は実害がないと弁護するがフィルがピーターのために作っていたロープの仕上げに必要だったらしい
ジョージは謝るがピーターが牛皮なら自分が持っているとフィルに告げる
フィルはその牛皮でブロンコの話をしながらロープを仕上げる
そこでフィルはブロンコと裸で夜を共にしたことがある経験を話す
翌日フィルはベッドから起き上がれず病院に行くがそのまま死んでしまう
告別式でジョージは医者から炭疽病で死んだのではと告げられる
ジョージはフィルが病気の牛には触らないようにしていたのだが、と不思議がる
実はピーターが炭疽病の牛から作った牛皮で、切っている手でロープを仕上げていたことが死因
つまりピーターがローズを守るためフィルの殺人計画を進めていた



もしかしたら実の父親もピーターが殺していたのかもしれない?
たしかにフィルの話にはしょっちゅうブロンコの話出していたからフィルとブロンコが怪しい線は結構匂ってた
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