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ダイナーのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

ダイナー(1982年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

どこにでもありそうな普遍的な日常を覗いてるようで、何か派手な展開やどんでん返しのようなものがある訳ではないけど、なんだか終始夢中になれました!
観ていて不思議と自分のこの友人達に混ざって見ているような感覚になり、馬鹿な事をする奴やたわいも無い会話が心地よかったです。
特にミッキーロークの癖のある行動が面白く、正気か?と思う程のポップコーンツッコミ作戦の異常さに笑え、その後の強引すぎる苦し紛れの言い訳も無理やりすぎて面白かったです。
冒頭のやり過ぎなドッキリのそこまでやるか感や、爆食する本人の真後ろで家畜豚など言いたい放題していたりなどクスッと笑えるシーンも多く楽しめました。
後半の始めは文句を言う酔っ払いかと思いきや、意外とピアノがめちゃくちゃ上手く一気に場が盛り上がるシーンもなんだか暖かさを感じて良かったです。
エンドロールの音楽では無く後ろで彼らの会話がただ流れているのも味があり素敵でした。
何かある訳でもないのに夢中になれる、面白い作品でした!
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