ククレ

ベルファストのククレのネタバレレビュー・内容・結末

ベルファスト(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

少年の視点で、「北アイルランド紛争」を描いた作品。ケネス・ブラナーの自伝らしいが、私はあまり響かなかった。「ジョジョラビット」に似てるなぁと思いながらが観ていた。

冒頭でいきなり起こる「プロテスタントの暴徒によるカトリック教徒への襲撃」はとても衝撃的で、引き込まれた。でも、その後も不穏な空気は続くけど、案外淡々と日常が繰り返される。初恋や万引きなど、それぞれのエピソードは断片的であまり感情移入できなかった。街の中で対立する宗教どうしが共存している感じがよくわからなかった。

おじいちゃんの葬式のあとの両親の歌やダンスは、少年の妄想かな?なんかあのシーンだけ浮いてる感じがした。

モノクロなのに映画のスクリーンはカラー、というのは面白かったな。映画が大好きな気持ちが現れてた。
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