監督さんの「ババールの涙」
好きでしたが全く違うテイストの作品です。
ええとこの息子役のジョシュ・オコナーは先日配信で「ゴッズオウンカントリー」で見たあの酪農家の役の彼でした。
あの役とは全是違い王子様的なオーラすらあり声すらも全然違ってましたよ。
あの時変な声と思ってたんですが、全然変な声じゃなかった。
そこまで役作りしてるんでしょうか?だすると、ちょっとすごいなぁ。
もう、ホント、良いとこのぼっちゃんでした。
そして今回も脱いでます。
格差恋愛の2人なので密会するんですが、まぁ、ジョシュ・オコナーの切なくも愛しそうに彼女に投げかけた視線が、繊細な演技が良いんですわ、うっかり惚れそうでした。
すごく良いシーンがあったんですけど、気になる方はご覧ください😏
女性の主人公オデッサ・ヤングも大胆に脱いでおります。
しかしこれ女性監督だからなんですかね、性描写が変にいやらしくなく美しい。
結構な時間脱いでるんですけど、脱ぐこと=今置かれている立場からの逸脱みたいなことになってるんで、意味があるんですよね。
コリン・ファースも出てるんですけど、コリン・ファースより奥さんを演じたオリビア・コールマンの方が台詞も登場時間も少ないのに悲しみを背負った人の演技が凄く良くて、印象に残りました。
物語的には背景があまり詳細に描かれてないのですが、アフタートークでの森直人さんの話によると、小説だともっと詳しく描かれているそうで、これは鑑賞前に予告を観て、インタビュー読んだりあるいは小説を読んだりした方がより楽しめる作品かもしれません。
ジョシュ・オコナーお好きな方、オデッサ・ヤングの可愛さを確認したい方、
イギリスのこの辺りの時代がお好きな方は愉しめそうです。
そうそう、衣装も素敵だったんですが、アフタートークでの翻訳家の村上リコさんに寄ると、「実際はあの時代はあんなにカラフルじゃない」
そうですが、色使いがとても素敵でした。