最近パーフェクトブルーとブラックスワンを立て続けに観たあと、ちょうどバレエ(しかも白鳥の湖! ;) )を映画館で鑑賞できる作品があったので視聴。
有名なのは勿論だが、私はバレエを鑑賞する機会ざあまりなく、楽しめるのか…?と不安になりながらも視聴した。
チャイコフスキーの音楽が甘く雄大で、
その中で姿形が丹念に練り上げられた人々が踊る。
全ての人がプロで、全体の演劇を仕上げていたのが素晴らしかった。
話を知らないと意味がわからないところはあるが、言葉が無い分、映画の演出的な面白さのようなものを彼らの動きと全体の雰囲気を感じることで意味を感じ取りながら楽しめることごできた。
衣装、舞台芸術も素晴らしい出来で、
制作当時の時代の衣装についても知りたくなった。
また初心者にありがたく、章ごとに最初に字幕でかんたんな説明があるのもありがたかった。
映画としてはちょっと高めのお値段だが、
本物の舞台の値段よりも安くバレエを座って観る機会が得られたことが嬉しい。
足がくるくると動きながらも体重を全く感じさせない白鳥の羽根のごとき軽さと柔らかさを表しているのが本当に男女ともに、役柄関係なく美しかった…。
個人的には家庭教師役の人がコメディ俳優っぽくてとても面白くて好きだった。
この冬に素晴らしい音楽と技術をまた月ごとに変わる作品で堪能したい。
白鳥の湖、素晴らしい作品でした!