ハヤト

わたし達はおとなのハヤトのネタバレレビュー・内容・結末

わたし達はおとな(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

イメージより相当よかった。
やっぱりチラシの好き嫌いはあるよな、と。おれは痛いなと思っちまった。
でも結局観てよかった。かなり。

内容は結構重め。妊娠の話は、しんどい。男だからてのもあると思うけど。
体感できないことは重くなるんだなと。
女性だとそこまでらしい。意外。

ゲーするシーン多め。
食事のシーンも多め。

映像がドライなんだけど、人物がリアル。だよね。
なんか知ってるわ、この感じ。あー、この臭い。
のオンパレード。やな空気だけじゃなくて、もちろんよい空気も。記憶を思い出すときみたい。
だから台詞のやり取りというより、台詞以外の空気感が濃い。何げないシーンでも。
すごくやりたいイメージがはっきりしている監督なのだと感じた。
シーンのカットがセンスを感じる。えっ!wっていうとこで切る。
たぶん、実は結構笑える。たぶん笑

メインのところの人、声がよい。
声で人生とか、どういう人間か想像できた。どうやって人と付き合ってきて、どう
いう魅力があり、どうズルいかとか。
そいつがいい人間、悪い人間かは関係なく。

卵🥚カッカッカってかき混ぜて料理する最後も、男のワタシにはエグくみえるけど、この後トーストとソーセージと一緒にたぶん食べるから、やー、なんつーか、そこから進むズブトい強さで終わる。
崩壊したあとの飯って、なんか劇的にみえるのはなぜや。よいラスト。
オシャレだし。

全然違うかもしれんが、ずーっとブルーバレンタイン がチラついてた。きっと男女で感想ざまざま。それもまた良き。
ハヤト

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