守りたいもの
思ってたより良かった印象。
BEASTってどんな話だったっけ？逆？って思ってたのも束の間、想像以上にしっくりきたキャストがヨコハマで死闘を繰り広げていた。推しはサクッと超推理してただけでしたが。
それにしてもアクションが凄まじかった。あれほとんどスタントなしって本当ですか？マジで坂本監督しか使えないと噂の波動みたいなもん出せるんじゃないの…中島が虎にならなくても縦横無尽で頼もしすぎちゃったね。そりゃ白い悪魔だわ。
室内で戦ってたのに場面変わったら急に屋上で大アクション決め込んで戦いだした時にはこれこれこれ〜！坂本監督やってんな〜！！！ってなりました。爆発のエフェクトも馴染みが強いので「いつもの」感がある。
中也がとっても中也で大満足だし、終始こんなん織田作の一強だろうよ、ってくらいかっこよかった。あんなの誰もが好きだろ。太宰とのシーンで思わずグッときすぎてしまった。ずるい。
パラレルワールドだとしても、ただひとつ守りたいものがそこにはあった。何かを突き動かすのに理由なんてそんないらないんだよな。大切なものを守るために手と足動かして必死になるんだから、これだからかっこいいんだ文豪たちは。
中島と芥川が笑いながら話しているシーンがずっと頭に残ってる。ifの世界のパラレルワールドがあるんだとしたら、こうやって笑いながら砂糖たくさん入れたコーヒー飲んでる日が来るんだろうか。それは守りたくなっちまうかもねぇ。
