マンガの原作があるようだが未読。
映画館の上映スケジュールを眺めていて、投げやりに思えたタイトルに興味を持ち、粗筋を読んでみたら・・・。
なんか良い感じにバカっぽくて気になり、鑑賞。
ほぼほぼイメージ通りでバカに振れきった快作。
ただバカなだけではなく、真ん中に一本心が貫かれていて、設定がブレずに万事バカを貫いているのがストライク好み。
1999年7月。
人類滅亡の危機に際し、地球は暴力が支配する荒廃した終末の世へと移っていく。
そんな世の中になったとき、拳一つで正義を取り戻す暗殺拳が必要になる。
孤島に籠もり、ひたすら世を救うための拳法の修行に励んだ戦士たち。
・・・結局、終末が来なかったから解散して平和なニッポンに放たれた・・・。
そんなコメディ。
こんな粗筋から、こんな感じかなと思い描いたほぼほぼそのまんま映像になった感じ。
女っ気のない孤島で明け暮れた、終末の戦士は異性に免疫がなく、一般常識も持ち合わせていない。
世界を救う心意気と、戦う術だけを持ち、それ以外何も持たない彼らと・・・偶然であった大学生たちの織りなす、普通な日常。
日常に非日常を加えたコメディ。
福くん・・・。