シリーズ第2作で、前作から一命を取り留めた伝説の傭兵タイラー・レイクが、元妻の妹家族を残忍なギャングから奪還し守るために刑務所に潜入する物語。
激アツ脳汁アクション…！
もうバトルシーンの気合の入り方がそこらのアクション映画と段違い。
覚悟完了した者たち同士の命の取り合いがひたすら描かれる、前作を超える熱量の硬派で骨太な傭兵アクションがとにかく凄まじすぎて…現代最高峰のガン&白兵戦アクション映画と言っても過言ではない素晴らしい映画でした。
前作で心震えた人はまず間違いなく満足できる仕上がりになっています。
中でも序盤〜中盤にかけての約20分に及ぶ長回しアクションは圧巻で、どんどんボルテージが上がっていきこちらも呼吸を忘れて見届けるしかない迫力と凄味に満ちていて、全人類必見です。
まさかしっかり、あの前作の長回し神アクションを超えてくるとは…という嬉しい誤算でした。
主人公レイクの仲間との絆や、過去への思いも、語り過ぎず、しかし端的に示されていて、彼の人物像にさらに深みが与えられていて、そういった部分も含めて存分に「感じられる」「伝わってくる」映画になっていると思います。
